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オートデスク ニュース

Autodesk、デザインと創造(Design & Make)のカンファレンス「Autodesk University 2025」を開催

今年のテーマは「ものづくりの新時代の幕開け」

米国 Autodesk 社(本社:米国カリフォルニア州/代表取締役社長兼 CEO:アンドリュー・アナグノスト、以下、Autodesk)は、2025 年 9 月 16 日から 18 日(日本時間 9 月 17 日から 19 日)、米国テネシー州ナッシュビルにおいて、デザインと創造(Design & Make)のカンファレンス「Autodesk University(AU) 2025」(以下、AU 2025)を開催します。

Autodesk University は、建築・エンジニアリング・建設、製品設計・製造、メディア & エンターテインメントといった、デザインと創造(Design & Make)の最前線で活躍するイノベーターが集結し、ものづくりの新時代を切り拓く最新のテクノロジー、トレンド、アイデアを探求する、Autodesk 主催のフラッグシップイベントです。

 

未来への道を築き、ものづくりの新時代

今年のテーマは「ものづくりの新時代の幕開け」です。AI が戦略を再定義し、データが意思決定を迅速かつ賢明に導き、持続可能性が新たな標準となりつつある現在、AU 2025 ではこれらの潮流を一堂に集め、デザインと創造の未来を体現します。

Autodesk は、「デザインと創造のプラットフォーム」カンパニーとして、クラウドと  AI  を基盤とした業界別クラウドを提供し、建築・エンジニアリング・建設、設計・製造、メディア & エンターテインメントをはじめとする幅広い業界の変革を支援しています。AU 2025 は、そのビジョンを示す場として、業界の枠を超えたコラボレーションとイノベーションを推進します。さらに、クラウドベース、AI ネイティブ、そしてエンドツーエンドなソリューションを通じて、人・プロセス・データをプロジェクトのライフサイクル全体でつなぎ、お客様の未来への道をともに切り拓いていきます。これらのソリューションは既存のツールともシームレスに統合され、業務を中断することなく変革を実現します。

 

AECO におけるイノベーション:Forma、業界初のエンドツーエンド AECO 業界別クラウドへ

Autodesk Construction Cloud®(ACC)の統合により、Autodesk Forma®(以下、Forma)は設計・建設・運用を統合した業界初の包括的かつ AI ネイティブな AECO(建築・エンジニアリング・建設・運用) 向け業界別クラウドへと進化しました。これに伴い、Autodesk Docs は 正式に  Forma Data Management へと名称を変更し、プロジェクトのあらゆる段階で情報がシームレスに流れるようになりました。さらに Forma Connected Client により、ユーザーは Revit® など既存のデスクトップツール内で、共有された詳細なデータや AI 活用型のクラウド機能を直接利用できるようになりました。また、幅広い業界やプロジェクトフェーズをサポートする新ソリューション Forma Building Design も発表。詳細設計を支援する新機能や、デスクトップとクラウドのワークフロー間の接続が可能となることで、AECO エコシステム全体を 1 つの共同作業スペースに統合できます。

米国デンバー国際空港の改修プロジェクトでは、Forma に加え Revit、Civil 3D®、デジタルツインソリューションの Tandem など AEC Collection のツールを活用し、米国内でも最も利用客の多い空港のひとつを閉鎖することなく改修を進めました。設計から施工までのエンドツーエンドのワークフローにより、400 社以上の請負業者や下請け業者が一つの統合環境で協働。さらにデジタルツイン技術は複雑なデータを実用的なインサイトへと変換し、チームが新たな進捗や必要な改善点をビジュアルかつインタラクティブに把握できるよう支援しました。

 

設計・製造におけるイノベーション:Fusion の進化

Autodesk Fusion®(以下、Fusion)は、AI を活用した業界別クラウドとして進化を続けています。統合 PLM により設計開始から製造までを一貫したデータで接続できるようになり、新たに提供する Vault コネクタによってデスクトップ製品の VaultTM と Fusion Manage の統合もさらに強化されました。また、オートデスク アシスタント、Fusion の概念設計、スケッチ自動拘束などの AI 機能が設計やエンジニアリングの手法を刷新しています。

SwissDrones は Fusion を活用してツインローター UAV の開発を加速させました。これにより、大手航空宇宙企業に匹敵する品質を、スタートアップのスピード感で実現しました。クラウドベースのコラボレーションにより、品質やコンプライアンスを維持しながら、開発をより迅速に進め、無駄を削減し、変化するニーズに対応できるようになりました。

 

メディア & エンターテインメントにおけるイノベーション:AI によ創造力の拡張

メディア & エンターテインメント分野でも、AI はアーティストの創造力を高めています。Autodesk Flow Studio は、アニメーション、ライティング、合成の各工程を従来以上に迅速化し、Maya® では オートデスク アシスタント によって直感的なシーン操作が可能です。さらに MotionMaker や FaceAnimator によって、キャラクター制作にかかる時間を大幅に短縮できます。

Industrial Light & Magic(ILM)、Boxel、Rising Sun Pictures といった世界的なアニメーション・VFX スタジオは、これらのツールを活用し、厳しい納期下でも品質を維持しています。これは、AI がアーティストの代替ではなく、創造力を高める存在であることを実証しています。

 

産業全体に広がる AI 基盤の活用

Autodesk は 10 年以上にわたり、AI を産業全体に拡張する基盤を構築してきました。オートデスク アシスタントは設計・製造を支援するエージェント型 AI パートナーであり、モデルコンテキストプロトコル(MCP)サーバーは形状・動作・コンテキストを理解する信頼性の高い基盤です。さらに、Forma および Fusion 向けに独自の生成 AI 基盤モデルを提供し、少ないリソースでより多くを実現する取り組みを推進しています。

 

ともに未来を築く

Autodesk は、未来とその実現に至る道を構築しました。当社は、あらゆる業界のお客様と共に「能力を解き放ち、豊かさを創出する」ことを目指しています。AU 2025 は、そのビジョンを共有し、業界の枠を超えて新たな可能性を切り拓く場です。今後も Autodesk は、持続可能で豊かな世界の実現に向けて、パートナーの皆様とともに歩んでまいります。

■Autodesk, Inc. /オートデスクについて
1982 年に設立した Autodesk は、米国サンフランシスコに本社を構え、現在世界約 40 カ国・地域で事業を展開している「デザインと創造」のプラットフォームカンパニーです。サステナブルな建築物から次世代自動車、デジタルファクトリー、最先端技術を駆使した映画やゲームにいたるまで、ありとあらゆるものづくりのデザイン・設計・創造をテクノロジーの力でサポートしています。建設、製造、メディア & エンターテインメント業界における業務の効率化・自動化を促進する業界に特化したソリューションを搭載したインダストリークラウドを提供するほか、部門間のみならず業界全体の連携を実現し、業務プロセスを横断的にサポートする「デザインと創造のプラットフォーム」を展開し、より良い未来を築くべく、新たな可能性に挑戦するすべてのイノベーターを支援しています。詳細については、https://www.autodesk.com/jp をご覧になるか、Autodesk のソーシャルメディアをフォローしてください。 #MakeAnything

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Autodesk Japan Communications

オートデスク株式会社 コミュニケーションズチームです。企業情報、製品・サービスからテクノロジーやパートナーシップまで幅広いトピックに関する記事をお届けします。

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