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オートデスク ニュース

梓設計と Autodesk、戦略的提携に関する覚書を締結 Revit と Autodesk Construction Cloud を連携させ、 BIM 活用による生産性向上や付加価値創出を目指す

株式会社梓設計と米国 Autodesk 社は、梓設計がこれまで取り組んできた BIM や AI・IoT をはじめとするデジタルテクノロジーを強化し、設計業務においてさらなる生産性向上や付加価値創出を目指すため、戦略的提携に関する覚書(MOU)を締結しました。

梓設計は、1946 年の設立以来幅広い建築分野での設計を手がけており、近年ではさまざまなデジタルテクノロジーを設計業務に活用しています。例えば、BIM では、2010 年に国土交通省初の BIM 採用を条件とした公募型プロポーザル「新宿労働総合庁舎外設計業務」にて選定されています。また、近年では社会や顧客側のテクノロジー利活用ニーズの高まりに対応するため、新たに「梓総合研究所(AIR)」を設立しました。AIR では、DX をはじめとした事業サポートのほか、地球環境や宇宙など幅広い領域で調査や研究を進めています。特にデジタルツインの一環として BIM を活用した新たなデータプラットフォームである「AIR-Plate™」の開発を行っています。

BIM が設計から維持管理まで一貫した建物の情報基盤として取り扱える見通しが立ったことで、設計業務でも従来以上に BIM 活用が求められるようになってきています。そこで新たに「設計業務の効率化」「設計品質の向上」「発注者への利益拡大」の 3 つのテーマを通して、BIM を活用した生産性向上や付加価値の獲得を目指します。

両社は今回の提携により、梓設計が取り組んでいるデジタルテクノロジーの活用に加えて Autodesk が提供する Revit® や Autodesk Construction Cloud® を組み合わせることで、BIM を基盤とした部門間連携を強化し、新たなワークフローの構築と経営の最適化・経営判断のためのデータの可視化を推進していきます。

 

【株式会社梓設計 代表取締役社長 有吉 匡】

来るデジタル時代に向け、引き続き BIM 推進と DX を進めていきます。そのためにはデータの価値を理解して楽しんで取り組み、慣れ親しむことが重要です。今回の Autodesk 社との戦略的提携は、データ活用の幅を広げ、その価値をより高めるものであり、顧客を含めた建築分野 DX を推進する懸け橋となることを目指していきます。

 

【オートデスク株式会社 代表取締役社長 鴻野 圭史】

Autodesk がプラットフォーム カンパニーへと大きく変革しているこのタイミングで、同じビジョンを共有する梓設計様の新たな BIM の取り組みを支援させて頂く機会を得られて大変光栄です。BIM を情報基盤として活用して頂くためにも、ひとつのチームとして取り組んで参ります。

 

株式会社梓設計 概要

梓設計は 1946 年に創設した組織設計事務所で“「建築に温度を」―温かい建築を。誠実に心を込めて―”という信念のもと、社会のニーズに応える建築を、お客様に寄り添って作っていくことを大切にしています。空港施設設計やスポーツ施設設計のシェアで強みを持つほか、庁舎、教育文化施設、医療福祉、物流施設、斎場、都市計画など、幅広く公共の施設を設計しております。時代と共に変わる社会ニーズに、高いクオリティーで応えるため、①交通インフラ、②スポーツ・エンターテインメント、③ヘルスケア、④都市商業、⑤文教・庁舎、⑥物流・生活と6つのドメインを設置し、ドメインごとに全社のノウハウを蓄積し専門性を高めプロジェクトに取り組める体制づくりを推進しています。

URL: https://www.azusasekkei.co.jp/

 

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Autodesk Japan Communications

オートデスク株式会社 コミュニケーションズチームです。企業情報、製品・サービスからテクノロジーやパートナーシップまで幅広いトピックに関する記事をお届けします。

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