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Autodesk は、2028 年ロサンゼルスオリンピック・パラリンピック競技大会（以下、LA28）およびアメリカチームの公式「デザインと創造（Design & Make）」のプラットフォームに選出されたことを発表しました。今後 4 年間にわたり、デザイナー、エンジニア、建設業者、クリエイターが使用する Autodesk のソフトウェアが、サステナブルな設計原則を取り入れた、LA28 の 10 億ドルを超える仮設オーバーレイと建設計画をサポートします。
Autodesk のデザインと創造のプラットフォームが、LA28 の常設会場を新築しない計画、つまり既存のインフラの改修や、一時的なインフラの建設によってオリンピック会場を構築する取り組みをサポートします。
Autodesk, Inc. のプレジデント兼 CEO であるアンドリュー・アナグノストは、次のように述べています。
「Autodesk のテクノロジーは、より良い世界をデザインし、創造するために日々活用されています。そのため、LA28 の公式「デザインと創造」のプラットフォームに選出されたことを大変嬉しく思っています。今回のパートナーシップにより、Autodesk のソフトウェアは今までよりも多くのことを実現できるようになるでしょう。私たちは LA28 と協力して、29 日間の祭典に向けたロサンゼルスの取り組みをサポートするだけでなく、よりサステナブルなオリンピックの実現という共通のビジョンに挑戦することで、ロサンゼルスのコミュニティの強化にも貢献していきます」
LA28 と Autodesk は、常設会場を新築することなくオリンピックとパラリンピックをデザイン・創造
Autodesk のソフトウェアは、ロサンゼルス・メモリアル・コロシアムを含む、LA28 の会場となる南カリフォルニアの 40 を超える競技会場と主要な非競技会場の改修をサポートします。Autodesk のソフトウェアは改修を実現する上で必須であり、スケジュールの短縮、コスト削減、プロジェクト全体にわたるサステナブルな設計原則の導入に役立ちます。
LA28 の会長であるケイシー・ワッサーマンは次のように述べています。
「Autodesk のソフトウェアは大会のストーリーの重要な要素であり、ビジョンの実現を支えるテクノロジーです。私たちは協力して、 1,200 万から 1,500 万人のチケット購入者をサポートする適切な計画を、短期間で策定していきます。今後 4 年間にわたり、Autodesk と協力して、将来的な大会の前例となるような革新的なデザインに共同で取り組めることを光栄に思っています」
今後 4 年間にわたり、LA28 は Autodesk Construction Cloud® を含む Autodesk のソフトウェアを中心的なツールとして使用し、会場のデザイン、開発、最終的な完成に関わる何千もの主要なステークホルダーとのコラボレーションを推進していきます。
LA28 は、Autodesk のソフトウェアとビルディング インフォメーション モデリング（BIM）ツールを使用して革新的な会場計画を実現していきます。また、Autodesk は LA28 が完成とサステナビリティ計画を達成できるように、コンサルティングサポートを提供します。
Autodesk の建築・エンジニアリング・設計ソリューション担当エグゼクティブ バイス プレジデントであるエイミー・バンゼルは、次のように述べています。
「Autodesk では、既存の建造物が最もサステナブルな建物であると考えています。そのため、サステナビリティを最も重視している LA28 会場において、既存の建造物を改修するという 大胆な計画に期待を寄せています。今後 4 年間にわたって、弊社のソフトウェアは既存の会場を意図的に設計、建設、改修、再利用するスポーツ イベントを実現するための、新しい基準を設定するのに役立つことでしょう」
ビルドの先にあるもの： ロサンゼルスにおいて永続的なレガシーを形成
LA28 は、ロサンゼルスの都市とコミュニティにポジティブな影響を与えることに尽力しています。Autodesk の業界をまたぐ専門知識と協力関係によって、2028 年までの道のりにおいて総合的なインパクトを生み出す機会を提供します。Autodesk は、未来のサステナブルなイベントを推進するためのテクノロジー開発における長年の経験を活用し、オリンピック・パラリンピックと都市エリアの永続的な発展をサポートします。
- 循環型・低炭素設計によるサステナブルな未来の創造： 既存の建物を改修すれば、新たに建設するよりも炭素排出量が少なくなります。建築環境が世界の炭素排出量※の 42% を占めていることを考えると、サステナブルな建築環境を構築する上で、改修と再利用の重要性がさらに増しています。Autodesk は、既存の建造物を正確にモデル化し、さまざまな改修や再利用のシナリオをシミュレーションするために必要なデータと知見を提供します。それにより、エネルギーや材料の使用に関するトレードオフを評価して、バランスを取ることができるため、建築環境の二酸化炭素排出量を大幅に削減することができます。
- 主要な交通機関とのパートナーシップ： LA28 と Autodesk は、ロサンゼルスの住民、労働者、企業などが地域全体で安定して移動できるようにするために、今後 4 年間にわたりロサンゼルス地域の主要な公共交通機関との連携を進めていきます。また、LA28 は、Autodesk のソフトウェアを使用して、オリンピック関連の主要な交通手段や交通管制計画の設計をサポートしていく予定です。
2028 年ロサンゼルスオリンピック・パラリンピック競技大会（LA28）について： LA28 はロサンゼルスにとって、1984 年と 1932 年に続く 3 度目のオリンピック開催であり、初のパラリンピック開催となります。2028 年、ロサンゼルスに世界的なトップアスリートが集まり、世界中のパラリンピアンやオリンピアンがスポーツ界最大の舞台で競い合うことになります。LA28 は、企業パートナーからの収益、ライセンス契約、ホスピタリティ、チケットプログラムと、国際オリンピック委員会からの多額の寄付金から、民間の非営利団体によって独自に運営されます。
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