“総合生活文化企業”として多角的に事業を行うスターツグループ内で建設・土地活用コンサルティングを手掛けているスターツCAM では、2014 年より自社設計物件に BIM を取り入れ建設業務に活用しています。BIM を用いた AI 建築事業計画サービス『ARCHSIM』や不動産鑑定評価、BIM-FM PLATFORM の構築、ISO19650 に基づく BIM BSI Kitemark 認証の取得など、BIM とデータ連携に関するさまざまな取り組みを行っています。
https://www.starts-cam.co.jp/technology/bim/
近年、建設業界では、現場で働く職人の高齢化、休日出勤なども含めた長時間労働、人材の流入が少なく慢性的な人手不足など、業界のワークスタイルにおける課題が挙げられるようになりました。国交省も建設業における働き方改革を推進しており、2024 年 4 月からは改正労働基準法の猶予期間が終わり労働時間に上限規制が設けられます。
両社は今回の連携により、スターツCAM がこれまで取り組んできた BIM 技術とAutodesk が提供する建設 DX プラットフォーム Autodesk Construction Cloud を組み合わせることで、従来よりも BIM を活用する範囲を拡張し、建設現場まで含めた建設業のワークスタイルの変革を推進していきます。
多くの人の手によって行われる建設業務において効率化は各作業者間の情報共有の迅速化が必須になります。今回の取り組みでは設計情報が蓄積される BIM モデルをプラットフォームである Autodesk Construction Cloud に格納することで、業務情報の流動性を高め情報共有の効率化を進めます。
【スターツCAM 執行役員 野々村 嘉洋】
今回の Autodesk 社との戦略的連携によりBIM-FM PLATFORM を基盤とする「データ連携」によるデジタル技術の活用による「ワークスタイル改革」に取り組みます。
これまでスターツCAM が培ってきた土地活用や免震をはじめとする建築技術の追求とともに、「従来のワークフロー」を見直し、様々な「データ連携」による業務効率化や生産性向上を目指します。カーボンニュートラルに向けた社会的要請にも対応するデータ連携機能と環境整備を推進していきます。
【Autodesk 日本地域営業統括 建築・土木営業本部 本部長 鈴木 美秀】
黎明期より BIM に積極的に取り組んでいらしたスターツCAM 様を、建設 DX の分野で支援させて頂く機会をいただけるのは大変光栄です。今回の提携をきっかけとして、お客様と共に DX につながる新しい BIM の可能性に挑戦して参ります。建設業の既存ワークフローの改善に留まらず、真の改革の実現に貢献できるよう、チーム一丸となって取り組んで行きたいと思います。
スターツCAM株式会社 概要
スターツCAMはスターツグループの中でも土地有効活用のご提案、賃貸住宅の設計・施工、資産運用についてのコンサルティング業務を専門としております。社名のアルファベット「CAM(シー・エー・エム)」は、「Construction(建設) and Asset Management(資産運用)」を略したものです。
次の3つの事業を全国に展開しております。
1. 土地有効活用の企画提案、2. 資産運用コンサルティング、3. 賃貸住宅・テナントビル等の各種建築物の設計・施工
URL: https://www.starts-cam.co.jp/
オートデスクについて
Autodesk はデザインやものづくりの手法を様々な分野で変革しています。環境にやさしい建物やクリーンな自動車、スマートな工場、大作映画まで、ありとあらゆるものづくりにオートデスクのソリューションが使われています。製造から建築土木、メディア & エンターテインメントまでの幅広い分野において、オートデスクは、あらゆるものづくりの変革を実現するプラットフォームカンパニーとして、新たな可能性を実現し、より良い未来を築き上げる世界中のイノベーターを支援します。詳細については、https://www.autodesk.co.jp/ をご覧になるか、オートデスクのソーシャルメディアをフォローしてください。
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