米国 Autodesk 社は、初代最高サステナビリティ責任者（Chief Sustainability Officer）として、ジョー・スパイカーが 7 月に就任したことを発表しました。 スパイカーは Autodesk 在職中に、サステナビリティおよび Autodesk Foundation（オートデスク基金）の組織全体でさまざまな指導的役割を果たしてきました。 新しい役職では、Autodesk の最高財務責任者の直属となります。 今回、彼が就任したことは、サステナビリティの成果を達成して成長を推進する上で、最高サステナビリティ責任者の役割が重要になっていることを反映しています。
Autodesk は、あらゆる人のためにデザインされた、より良い世界を目指しています。 Autodesk のインパクト戦略は、自社の環境、社会、ガバナンス (ESG) の機会とリスクを管理すること、顧客がよりサステナブルな成果を達成できるようにすること、そして、Autodesk がサービスを提供する業界を進歩させるために、イノベーションに投資することに重点を置いています。
最高財務責任者のデビー・クリフォードは、次のように述べています。
「スパイカーが Autodesk の初代最高サステナビリティ責任者として就任することで、より地球環境に配慮した戦略を達成し、当社がサービスを提供する業界での有意義な変化を推進するという、私たちの決意と取り組みが強化されます。 財務組織にサステナビリティを統合することでビジネス機能の中心に組み込み、最も差し迫った課題に対処するイノベーションにリソースを投入できるようになります。」
スパイカーは最高サステナビリティ責任者として、Autodesk のサステナビリティとインパクト戦略、指標とレポート、そして、お客様のためのサステナビリティ機能に焦点を当てた、業界横断的なイニシアチブの開発と実施を統括しています。 また、世界で最も差し迫った社会的・環境的な課題に対する革新的なソリューションを支援する慈善団体、Autodesk Foundation のリーダーも継続して務めます。 さらに、彼は Autodesk の ESG Steering Committee の委員長でもあり、重要性の評価、測定、管理、開示など、Autodesk 社外の ESG 目標に関連する具体的な問題の評価と対処に取り組んでいます。
住宅やインフラ、製品やコンポーネント、あるいはゲームや映画制作などの分野を問わず、Autodesk のお客様は低コストかつ高品質でありながら、より迅速かつサステナブルな方法で作業を行うことを求められています。 しかし、多くの企業は時代遅れのツールやプロセスの使用から抜け出せず、人工知能 (AI) によってデジタル化と自動化が進む世界で競争力を維持することができません。 「デザインと創造(Design & Make)のプラットフォーム」は、データ、インサイト、自動化を統合ワークフローに同期することで、やり直しや無駄の発生を抑え、よりサステナブルな成果と排出量の削減を実現します。
スパイカーは次のように述べています。
「Autodesk は、世界で最もクリエイティブで影響力のある業界の合流点に位置しています。 ここ数年、サステナブルな成果を求める市場力学の劇的な変化を目の当たりにしてきましたが、Autodesk はその先頭に立っているのです。 私たちは、炭素集約型産業が複雑なテクノロジーやデータにアクセスしやすくするためのプラットフォームを構築しています。それこそが、気候変動の影響に対処するうえで絶好のチャンスであると考えているからです。」
Autodeskのサステナビリティへの取り組みの詳細については、autodesk.com/sustainability/impact-report （英語）をご覧ください。
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