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オートデスク ニュース

Autodesk Forma:コネクテッド AECO 業界を目指す私たちのビジョン

オートデスクは、お客様の技術変革を支援してきました。

1982 年、AutoCAD によって製図台からコンピュータへの移行を可能にしたのが、その始まりです。

その後、2002 年に Revit® で、モデルベース設計とビルディング インフォメーション モデリング(BIM)を導入しました。

さらに数年前には、建築家とエンジニアをクラウド上の共有 Revit モデルに、そして施工と運用を Autodesk Construction Cloud® に接続し、すべての関係者が共有情報に基づいてコラボレーションできるようにすることで、BIM の価値を高めました。

しかし、建築・エンジニアリング・建設・運用(AECO)業界は、急速なスピードで変化し続けています。都市化の拡大によって需要が高まり、複雑なプロジェクトがタイムラインと予算を圧迫しています。

そして人材不足が、忙しさに追われているチームにさらなる負担を強いています。このような課題がなくなることはないため、BIM は業界のニーズを満たすために進化する必要があります。BIM の計画、設計、施工、運用の各フェーズでは、あまりにも多くのデータが失われ、再度作成されています。

私たちは、コネクテッドデータがお客様の問題解決に役立つと信じていますが、それにはまず、お客様のデータのパワーを引き出す必要があります。関係者同士のデータ移動やワークフローの連携を容易にし、データ上にインテリジェントなプロセスを構築し、クラウドでの「信頼できる唯一の情報源」を維持して、フィンランド最大手の建築事務所である ARCO 社のようなお客様が求めているものを提供できるようにします。

ARCO 社のプロジェクトリード兼建築家であるリチャード・ホーガン氏(Richard Hogan)は、次のように述べています。

「建築家のワークフローは何百年もかけて進歩してきました。そして今、データリッチな世界に足を踏み入れた私たちは、都市にフィットした、より高性能でサステナブルな建物を作るために、ワークフローを進化させなければなりません」

 

明日の変化のために、今日投資する

Autodesk University で初めてオートデスクの業界別クラウドを紹介したのは記憶に新しいと思います。今回は、その次の段階と、重要なこととして、皆さんがご存知の Revit をはじめとするソフトウェアにもたらす影響について説明したいと思います。

Autodesk Forma™(※1 は、AECO 業界向けのクラウドです。次世代テクノロジーを活用してデータ、チーム、ワークフローを連携し、より協力的な同時作業を可能にすることで、BIM を再構築します。

5 月 8 日(米国太平洋 時間)に、Autodesk Forma の最初の機能セットを発表しますが、それは何年にもわたる旅の幕開けとなるでしょう。私たちは大きな前進に興奮していますが、これはほんの始まりにすぎないのです。

<Autodesk Forma は、建築環境の設計、建設、運用を行うチーム全体のワークフローを統合する、業界別クラウドです>

 

今回提供される Forma は、Spacemaker が持つ強力な AI エンジンを活用し、新しいコンセプトデザイン機能、予測分析、自動化を実現します。Autodesk Forma によって、計画・設計チームが初日から成果を意識したプロジェクトをデジタルで提供できるようになり、その後もプロジェクトのあらゆるフェーズに対応するための強固な基盤となります。

双方向のデータ交換によって、Revit と Forma の間や初期計画と詳細設計の間、そしてクラウドとデスクトップの間を流動的に作業できるようになり、設計中のプロジェクトのパフォーマンスを向上させることができます。Revit と Forma 間で同じクラウドモデルで作業できるようになり、建築家は順次ではなく反復的に作業できる俊敏性を得られるため、作業に大きな変化をもたらすことになります。

また、別途ご案内させていただいたように、すでに最新の Autodesk Revit 2024 をリリースしており、私たちは Revit への投資も続けていきます。Revit 2024 の新機能は、現在の業務をこなす上で非常に重要であり、Autodesk Forma の最初の機能のベースとなるものです。

 

クラウドでつながる業界の大きな期待

データ、チーム、プロセスがクラウドで連携しているため、プロジェクトの早い段階でより優れた意思決定を行うことができます。AI、機械学習、モノのインターネットを活用して、プロセスをスピードアップし、エラーを低減し、問題が起こる前に予測・解決することができます。

ARCO 社の リチャード・ホーガン氏のようなお客様は、これが「専門職にとって大きな文化的変化」であることを認めており、データとクラウドを取り入れることによって大きな成果を得られると語っています。

 

(※1)現在、Autodesk Forma の対応言語は英語のみ。日本語対応の時期は未定です。

 

執筆:建設・エンジニアリング・建築部門 設計ソリューション担当 エグゼクティブ バイス プレジデント/エイミー・バンゼル

 

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オートデスク株式会社 コミュニケーションズチームです。企業情報、製品・サービスからテクノロジーやパートナーシップまで幅広いトピックに関する記事をお届けします。

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