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オートデスク ニュース

夢と希望と魔法の BIM の国 Autodesk University ~レポート 3 Autodesk University 2022 魔法の国へのご案内 2~

夢と希望と魔法の BIM の国 AU(Autodesk University)の最終回は、この広い会場を歩き回るための羅針盤 AU 2022 アプリ、そして、セッション会場として、400 以上のセッションが開催された 2~3 階会場、最後にニューオーリンズについてなどをご説明します。

AU 2022 アプリについて

この AU 2022 魔法の国のたくさんのベントと広い会場を、間違いなく動き回るために、とても頼りになるツールがあります。それがAU2022アプリです。私は iPad にこのアプリを入れて、自分のスケジュール、イベントやセッションの内容、それらが開催される場所などの情報を確認していました。さらに iPhone にも、このアプリを入れて、状況に応じて使い分けながら、これをナビゲーターとして利用しました。このアプリは、AU 2022 魔法の国攻略のための必携ツールだと思います。

<AU 2022 アプリ>

愛と希望と魔法の BIM の国 2~3 階会場のご案内

2 階と 3 階にセッション会場があります。3 日間で 400 近いセッションが開催されています。朝 8 時からセッションが始まり、だいたい 1 時間のセッションがあり、その後 30 分の休憩時間後、次のセッションが始まります。8 時に最初のセッションが始まって、18 時に最後のセッションが終わります。3 日間、この間に広い会場を歩き回っていろんな情報を得ることができるのですが、あっという間にこの楽しい時間が過ぎてゆきます。

2 階の端セッション会場から、3 階の端のセッション会場までは、20 分ぐらい歩きますので、受講しているセッションによっては移動が大変です。

<広い会場を歩き回る様子>

セッション会場は 100 人~200 人ぐらいが入れる部屋がいくつもあります。満席になったセッションでも、入り口に並んでおけば、入れることが多いようです。

<セッションの様子>

セッションの休憩時間に、このようにコーヒーやジュースなどの飲み物、パンやケーキ、アイスクリームなどが配られて、廊下などで食べます。

<休憩時間に用意されるドーナッツなど>

こういった一般的に公開されたセッションもあるのですが、日本人向けに特別に用意されたセッションもあります。これは同時翻訳も行われていて、とても分かりやすく、私としては最もありがたい内容です。ここでは、バイス プレジデントのニコラ・マンゴンさんと、BID シニアプロダクトオーナーの菱田さんが発表されました。ここで発表された内容を書くことはできませんが、基調講演で話された内容を、とてもわかりやすく伝えて頂けました。二コラ・マンゴンさんは、私のことを日本の古い友達と言ってくれたのがとても嬉しく思いました。菱田さんは、日本のオートデスクからアメリカ本社の開発のリーダーをやっておられる方で、日本におられることから知り合いでしたので、この二人のお話は私にとっては最高のご馳走でした。

<日本向けのセッションの様子>

また、公開されてない各分野での専門のセッションもあります。私が出たのは、設備系のロードマップについてのセッションでした。こちらは、私の友達でもある、スティーブン・バトラーさんも発表されていました。

<設備系のロードマップなどについてのセッションの様子>

また、日本からの発表として、大和ハウス工業が 3 つのセッションで発表されていました。どれも先進的な内容でとても興味深いものです。私の前職でやってきたことが、確実に進化し、形になってきていることをとても嬉しく思いました。英語の発表は大変だったろうと、これを経験した私は思うのですが、どれも素晴らしい内容だったと思います。

<建築工事での BIM の取り組み事例の発表(大和ハウス工業)>

<BIM モデルからのデータをどのように活用するかという内容の発表(大和ハウス工業)>

<施工の情報のコントロールセンターを段階的に作ろうという内容の発表(大和ハウス工業)>

このように、公開されているセッションだけでなく、日本人向けの EXPO(展示会)ツアーや、様々なセッションがあります。なので、3 日間をどのように過ごすかを考えるのが難しく、楽しいことです。

ニューオーリンズについて

さて、ここでニューオーリンズについて少し書いておきます。私は 26 日の夜にニューオーリンズに着き、29 日の夜にはボストンに行きましたので、あまりニューオーリンズを楽しむことはできませんでした。しかし、AU の多くの参加者は、単にセミナーとかを会場で楽しむだけでなく、AU の前後に、少し余裕のある時間をとって、ニューオーリンズ自体を楽しんでいるようです。

AU のすぐそばにミシシッピ川が流れています。会場のそばのショッピングセンターのデッキから見えた観光船です。こういった船でボートクルーズできればよかったですね。

<ミシシッピ川の遊覧船>

さて、ニューオーリンズといえば、ベニエだそうです。ベニエとは丸くないドーナッツのようなものです。あまり甘くない四角いベニエに砂糖がたっぷりまぶしてあります。ニューオーリンズには有名な店がたくさんあるようですが、行く時間がなかったので、AU の朝食会場で食べました。本場のベニエを食べた人から聞いた話では、やはり本物は違うということでしたが、会場のベニエもおいしかったと思います。

<ニューオーリンズ名物のベニエ>

アメリカはやはりステーキということで、ステーキも食べに行きました。その店は有名なバーボンストリートの近くにあったので、写真は撮りましたが、ジャズのお店に入ることはできませんでした。次回もニューオーリンズだったら、本場のジャズを聴いてみたいです。

<バーボンストリート>

AU の楽しみ方は人それぞれだと思います。自分が興味あること、学びたいこと、繋がりたい人、それらの目的でこの楽しみ方は変わってきます。今回のレポートは私なりの楽しみ方でしたので、他の人には違う見え方があると思います。それが AU だと思います。

この、AU でLearn(学ぶ)・Connect(繋がる)・Explore(探検する)をしつつ、その開催された街自体も楽しんで、鋭気を養い、次の 1 年に向けて自らがやるべきこと、進みべき道を決め、来年の AU に向けてさらに頑張るというのが、AU の本当の意味ではないでしょうか。可能であれば、私も、また来年来たいと思いました。

執筆者:株式会社 BIM プロセスイノベーション/伊藤久晴

 

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Autodesk Japan Communications

オートデスク株式会社 コミュニケーションズチームです。企業情報、製品・サービスからテクノロジーやパートナーシップまで幅広いトピックに関する記事をお届けします。

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