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オートデスク ニュース

夢と希望と魔法の BIM の国 Autodesk University ~レポート 2 Autodesk University 2022 魔法の国へのご案内~

AU(Autodesk University)2022 の今年の会場はルイジアナ州のニューオーリンズです。気分はルイジアナ、ということで、随分古いルイジアナママという曲を鼻歌しながらにやってきました。

ディキシーというのは、アメリカ南部のことで、ディキシークィーンとは、アメリカ南部の素敵なお嬢さんらしいです。さてさて、本物のディキシークィーンに会えるのかどうなのか・・・というか、それは今回どうでもよかったですね。ニューオーリンズ空港、すでに魔法の国のゲートは開かれました。空港内で、いきなりディキシーランドジャズのお出迎えです。

<空港でのウェルカムディキシーランドジャズ>

今回のレポートは、愛と希望と魔法の BIM の国、AU 2022 の会場や開催されたニューオーリンズのことなどをご説明しようと思います。AU 2022 は、知識や情報を得ることだけが目的ではありません。会場や開催されたニューオーリンズ自体を楽しむことも、必要なことです。ここに参加された皆様は、AU の開催前後にお休みをとって、ミシシッピ川クルーズなど、ニューオーリンズ自体の街を楽しむことも当たり前のことです。といっても私は最終日の 29 日にボストンに移動したので、ミシシッピ川のクルーズに行けなかったことは少し残念です。

Autodesk University 2022のイベント会場

今年の開催場所は、アーネスト N モリアル コンベンションセンター(MCCNO)という場所で、アメリカのルイジアナ州ニューオーリンズにあります。全米でも 6 番目に大きなコンベンションセンターということで、とにかく巨大なコンベンションセンターです。中はとても広く、セッション会場間の移動だけでも、いい運動になります。会場の端から端まで歩くと 30 分ぐらいはかかります。このコンベンションセンターのすぐ近くにミシシッピ川が流れています。

<AU2022 会場のアーネスト N モリアル コンベンションセンター>

愛と希望と魔法の BIM の国 1 階会場のご案内

チェックインカウンターや朝食会場、EXPO(展示会)ブース、ジェネラスセッション会場などがある 1 階です。下図のジェネラルセッション会場だけで 9 千人もの人が入れる場所なので、どれだけ広いかわかっていただけるでしょうか?

この広い会場を歩きまわってセッションなどを受けるので、いい運動になります。

<AU2022 イベント会場 1 階のマップ>

エントランスにあるチェックイン・カウンターです。初日はこのように長い列ができていました。事前にメールで送られてくる QR コードを提示することでチェックインができ、会社と氏名の書かれたパスが渡されます。このパスを使って登録しているセミナーを受けることができます。

<チェックインカウンターの初日の様子>

AU に参加するパスは、3 日間で、2250 ドル(早期割引 1750 ドル)と日本のセミナーに比べるとかなり高額です。しかし、ここに来ることで得られる情報も多く、次に進むべき方向を考えることもできるので、愛と希望と魔法の BIM の国としては妥当なところではないでしょうか。また、この費用には、朝食・昼食・夕食などの食事や、セッションの合間に出されるコーヒーなどの飲み物、パン、ケーキやアイスクリームなども含まれています。

ある日の朝食です。ニューオーリンズの名物料理としてベニエがあります。これは四角いドーナッツに砂糖をまぶしたものです。このベニエは毎日朝食で出ていました。

<AU で出される朝食>

朝食会場は、チェックインカウンターのすぐ近くにありましたが、とても広い会場でした。時間によっては満席状態で席を探すのが大変ということもあります。

<朝食会場での朝食の様子>

EXPO 会場もエントランスの近くから行くことができます。ここもとても広い会場に様々なブースがあります。

<EXPO 会場の様子>

昼食は、ここのブースの中で配られています。このような感じで、お弁当箱を貰って、バイキング形式で自分で料理を入れてゆくような感じです。

<AU で出される昼食>

昼食をゲットするのにも長い列ができています。こうしてゲットした昼食を、EXPO 会場内に設けられた席でミーティングをしながら食べます。たまたま隣に座った方といろんな意見交換をするなんてシーンが見れました。

<昼食を各自でお弁当箱に入れている様子>

1 階の奥の方に基調講演の会場があります。基調講演はコンサート会場のようです。初日に行われた基調講演 1 では、まずトランペットのソロから始まり、そこからデキシーランド・ジャズの軽快な音楽が始まり、そこに観客席側からダンサーが入ってきます。とても見ごたえのあるオープニングで、ワクワクが止まりません。

<基調講演 1 のオープニング前の様子>

この初日の基調講演 1 では、Autodesk の基本方針や方向性が語られました。そこでもっとも印象的だったのは、Autodesk Platform という考え方で、そこに繋がる 3 つの業界別のクラウド、Autodesk Forma、Autodesk Flow、Autodesk Fusion を紹介されました。BIM に関連するクラウドとしては、建設業のクラウドとなる Autodesk Forma であり、ここで BIM のワークフローを統合するということです。

<基調講演 1 の様子>

2 日目に行われた基調講演 2 では、初期日の基調講演 1 よりもう少し具体的な戦略などの説明がありました。オートデスクの主な商品別に、どのような戦略なのかが紹介されました。ここで、電気設備の RevitMEP についてのシュナイダー・エレクトリックとの連携や、無償で利用できるようになる Twinmotion の Epic Games との連携などが紹介されました。

<基調講演 2 の様子>

この基調講演 2 では、最初に大和ハウス工業が紹介され、河野上席執行役員と、オートデスクのダイワハウス担当である稲岡さん・富山さんが壇上に上がられました。そこで河野上席執行役員とオートデスクの富山さんが英語でスピーチされました。日本の企業がここで話されるということは同じ日本人として誇らしいことだと思いました。

<基調講演 2 での大和ハウス工業が登壇されているシーン>

今回のレポートは、AU の 1 階の会場についてご案内をしました。次回のレポートでは、主にセッションなどが行われた 2 階~3 階の会場と、ニューオーリンズについて報告したいと思います。

執筆者:株式会社 BIM プロセスイノベーション/伊藤久晴

 

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Autodesk Japan Communications

オートデスク株式会社 コミュニケーションズチームです。企業情報、製品・サービスからテクノロジーやパートナーシップまで幅広いトピックに関する記事をお届けします。

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